日ハム新球場はどうなる?北大・真駒内・手稲など候補地が挙がる
札幌ドームは野球が観にくい
2016年5月24日の道新から北海道日本ハムファイターズが札幌ドームから移転し新球場を建設する構想を進めていると明らかになった。
理由として使用料や多目的ドームであることからの自由度の低さがあると考えられます。
もともとサッカーワールドカップに合わせて建てられた札幌ドームはサッカー場としての機能が優先されているように感じられます。
ファン目線で言うと確かに札幌ドームはファールゾーンの広さやフェンスの高さなどあまり野球を観るのには向いているとは思えません。
サッカーモードと野球モードに切り替える際に動く部分の席(三日月状の一帯)まではひたすら階段を降らなければならなく移動がとても大変です。
またフィールドに使われている人工芝はサッカーモードや展示場として切り替えるのに便利なよう巻取り式のものを使っています。他の人工芝球場では衝撃吸収性能を高めた製品が現在使われており、札幌ドームはコンクリートの上にペラペラの人工芝を引いただけのフィールドでプレーするのは選手が膝を痛めるなど様々な問題が発生するのは火を見るよりも明らかです。
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現在の候補地
候補地として北大、真駒内、北広島、稲積公園などが挙がっています。
北大
大学構内北西部にある野球場一帯
札幌の中心にあるということを考えると札幌市民全体の利便性が良いです。
現在の福住では地下鉄駅の終点ということもあり乗り換えが必要なユーザーがとても多いです。
札幌中心部から放射状に伸びている札幌の交通網を考えるとオススメできるのですが果たして国立大学の敷地内にボールパークが完成できるのか…
真駒内
真駒内公園では用地が限られ、札幌市が招致を目指している札幌オリンピックの会場整備との兼ね合いもあり厳しい見通し。
北広島
広さは十分なものの札幌のお隣北広島という立地がネック。
特に市営地下鉄沿線の市民は行きにくい。
オフィス街がある札幌中心部から仕事帰りにナイターを…と気軽に行くことができなくなるのは痛いのでは。
ファンとしてはあまり嬉しくない候補地。
手稲(稲積公園)
札幌中心部からは15分程度とアクセスはそれなり。
この記事によると札幌市営地下鉄東西線の宮の沢以西の延伸も視野に入れての手稲稲積公園案だという。
手稲区には未だに地下鉄が通ってなく、区民は延伸を望んでいる様子。
もし延伸が実現すればとてもうれしい話だがどうなるか。
続報があり次第また新しく記事を書こうと思います。